不動産なんでも相談室|住宅を購入する際の資金計画について

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2025.09.24

住宅を購入する際の資金計画について

こんにちは、不動産鑑定士の神田浩二です。

不動産に関するご相談について、個人・法人・不動産業者を問わず、

どなたからの質問でも、中立的な視点に立って、毎月Q&Aの形でお答えしております。

今回は、住宅を購入する際の資金計画について書かせて頂きます。

Q.新築住宅の購入を検討しているのですが、住宅ローンを借りる際の自己資金はどれくらい用意しておくといいのでしょうか。

A.大きな買い物である住まいづくりにおいて、重要なのが資金計画となりますが、その際に悩みの一つになるのが、自己資金をどれくらい用意すればよいのか、という点です。

自己資金は、必ずしも用意しなければならないというわけではありません。

自己資金ゼロでも、購入価格の100%を住宅ローンで借り入れて、住宅を購入することは出来ます。

 

 ただし、自己資金が無いと住宅ローンの金利が高くなったり、中古住宅では担保となる住宅の評価額によって100%のローンが下りなかったりする場合があるため、注意が必要です。

 

反対に、自己資金が用意できれば、住宅ローンの借り入れ金額も少なくて済み、月々の返済の負担も軽減できます。

利息も借り入れ期間が長いほど高くなるため、早く返済できる金額なら、利息も削減できます。

 一般的に、自己資金は住宅購入価格の20%程度が目安と言われています。

ただし、今後のライフステージによっては、

子供の教育資金や親の介護資金、車の購入など、まとまったお金が必要な場面が出てくる他、

思いがけない事故や病気で収入が減少することもあります。

そのような万が一のことを考えて、半年から一年分の生活費を備えておく必要もあります。

 

 自己資金が多い方が住宅ローンの返済は楽になりますが、今後の生活の不確定要素も考慮しなければなりません。

また、建物完成後の新居に合わせて家具や家電を新調することも考えられるため、現金を残しておくことも大切です。

そのため、住宅の購入費だけでなく、日々の生活やライフプランを考慮して、余裕のある資金計画を立てるようにしてみてください。

監修者情報

更新日:2024年12月18日

代表取締役 神田 浩二

代表取締役 神田 浩二

「志」とは「目指す気持ち」「決意した目標」、そして「相手を思う気持ち」を指します。幕末の志士たちは信じる「志」を胸に、日本を救うため命を懸けて戦いました。
今の日本は不況や災害、少子高齢化など多くの課題に直面しています。これを乗り越えるには、志士たちのように強い志を持ち、家族や地域とのつながりを大切にした社会づくりが必要です。
私も「クローバー不動産」を立ち上げ、お客様や地域のために専門性を活かす志を持っています。不動産鑑定士などの資格を生かし、地域社会に貢献してまいります。
店名の「クローバー」には「幸せを届けたい」という思いを込めています。不動産の頼れるパートナーとして、真心を込めて皆様の幸せに貢献してまいります。